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理学療法士の方々にとって、当然ブラックな職場は避けたいものです。

ブラックな職場では働きたくないです!
しかし、実際にブラックな職場に入ってしまうと、脱出するのが難しい場合もあります。
本記事では、ブラックな職場の見分け方、そして脱出するヒントを詳しく解説します。
職場の人間関係の悪さ、休日に研修会参加の頻繁さ等ブラックな職場の典型的な特徴を知ることで未然に回避することができます。
本記事を読むことでブラックな職場から脱出し、より良い環境で働くためのヒントを得る事ができます。

理学療法士歴17年目です。
病院勤務をしています。
転職経験あり。
管理者の仕事をしています。
目次(クリックすると自動で飛びます)
理学療法士のブラックな職場の定義
本記事でのブラックな職場の定義は以下の一つでも含まれた場合です。
・コンプライアンスに違反している
・休日の研修会や学会の強制参加
・離職率が高い
・残業代が支払われていない
・ハラスメントが横行している

ブラックな職場から抜け出す5つのヒント
①ブラックな職場の特徴を知る
②ブラックな職場を見分ける
③ブラックな職場から抜け出す方法を知る
④ブラックな職場から抜け出す準備をする
⑤実際に行動する
実際にあった理学療法士のブラックな職場の例
給与が安く、待遇が悪い
ブラックな職場では賃金水準が低いことがあります。
仕事内容に比べて給与が低い場合もブラックな職場の兆候です。
例えば、理学療法士の平均年収と比べて極端に低い場合はブラックな職場の可能性があります。
理学療法士(作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む)の年収
条件:企業規模10人以上
平均年収:約427万円
(引用)厚生労働省
年齢により年収は異なりますので、自分の年齢の平均年収と比べる必要があります。
上司からのパワハラやセクハラがある
先輩や上司からの嫌がらせやパワハラ、セクハラがある場合はブラックな職場です。
特に、上司がハラスメントを常習的に行っている場合は大きな問題を抱えている職場と言えます。
社員の離職率が高い
社員の離職率が高い場合は、ブラックな職場である可能性が高いです。
転職者が多い場合は、その職場に問題を抱えているケースがあります。
離職が多いか少ないかを調べる方法として以下の方法があります。
・SNSや口コミでの評判から離職が多いか少ないかを調べる
・頻繁に職場の求人募集をしていないかチェックする
休みが取りづらい
職員数が少なかったり、休みが取りづらい雰囲気の職場だったりすると大変です。
「休みが取りづらい」も問題ですが、「休みが取れない」になるともっと問題になります。
「休みが取れない」はブラックな職場どころか法令違反に引っ掛かる職場になります。
働き方改革が進み、年5日の有給休暇が義務化されました。
2019年4月から、全ての使用者に対して「年5日の年次有給休暇の確実な取得」が義務付けられます。
(引用)厚生労働省
労働基準法が改正されて年5日は必ず有給休暇を取るように義務化されました。
違反している職場は罰金が科せられます。
会社には、取得させる義務のある労働者に年5日の有給休暇を取得させなかった場合、30万円以下の罰金が科せられます(労働基準法第39条第7項、労働基準法第120条)。
(引用)労働基準法 e-GOV法令検索
休日に研修会や学会の強制参加
勉強会や学会発表が強制的に参加させられている場合もブラックな職場です。
自主的であったり合意があれば問題ありませんが、強制的な参加であれば大問題です。
理学療法士にとって知識や技術の研鑽のための勉強は不可欠です。
しかし、休日に強制的に研修会に参加させた時間は、「労働時間」になります。
業務時間以外の休日に強制的に研修会等に参加させることは、従業員に対して報酬や手当が支払われていない場合は違法になる可能性があります。

強制参加と言わないにしても、強制感が漂っている雰囲気の職場もあります…
理学療法士のブラックな職場はすぐ辞めるべき理由
理学療法士のブラックな職場はすぐ辞めるべき理由として、健康を損なうことが挙げられます。
長時間労働やストレスがたまる職場で働くことは、体調を崩したり心身ともに疲弊してしまうリスクがあります。
厚生労働省によるとストレスにより心理的側面だけでなく身体的・行動的側面にも影響を与えるとしています。

また、長期的に見てキャリアアップの機会がない、給与水準が低いなど、将来的な展望が見えない場合も早期に職場を変えることを考えましょう。
理学療法士がブラックな職場を見分ける方法
今から就職する人や転職を考えている人は次の職場がブラックな職場かどうか見分ける必要があります。
ブラックな職場を見分ける方法は以下の通りです。
・経営状態を知る
・実習先から選ぶ
・友人や先輩から情報を聞く、口コミの確認
・転職エージェントに確認
・実際に見学に行く
経営状態を知る
就職希望先の経営状態を知っておきましょう。
公的病院であれば総務省からのホームページからも確認できます。
経営状態が悪ければ待遇面やボーナスが低いなど予想ができます。

実習先から選ぶ
仮に学生であれば実習先から就職先を選ぶのが一番オススメです。
もちろん、職員を募集しているタイミングかどうかは運次第な所が大きいです。
しかし、実習で1-2か月その職場の雰囲気を直に触れているのでよく分かっていると思います。
良い雰囲気の職場かどうかは学生であっても分かります。

実習でお世話になった所であれば、職場の雰囲気や人間関係も大体は分かりますね。
友人や先輩から情報を聞く、口コミの確認
今から就職や転職先を考えるあたり、口コミを活かすのも一つの方法です。
既にその職場で働いている人が知り合いでいたら情報を仕入れましょう。
職場の雰囲気や人間関係、研修制度や報酬について聞いてみましょう。
もしかすると、ブラックな情報もあるかもしれません。

就職や転職する場合、友達や先輩が実際に働いているのであれば必ず話を聞きましょう!
転職エージェントに確認
転職エージェントを活用するのも一つの方法です。
担当者に自分の見合った条件を提示するだけでなく、転職エージェント側が持っている情報も聞きましょう。
職場の離職率や待遇面などの情報があるかもしれません。
転職エージョントの登録は無料の所も多いので活用していきましょう。
実際に見学に行く
就職や転職する前には実際の職場の見学をしましょう。
可能であれば口コミなど確認した上で見学することをオススメします。
見学だけ行っても小一時間程度では全てを理解できません。
表面上だけ知っていてもいざ実際働いてみると全く違ったという事になりかねません。
実際に見学するのと見学しないのであれば、もちろん見学した方がいいです。
しかし、見学だけでは分からないので他の方法と組み合わせて調べるのが吉です。
ブラックな職場から抜け出す方法
ここからは実際にブラックな職場に就職してしまったという方へブラックな職場を脱出する方法を解説します。
ブラックな職場を脱出する方法は以下の通りです。
・転職をする
・部署移動する
・副業をする
転職をする
ブラックな職場から脱出する最も効果的な方法は、転職することです。
転職エージェントや求人情報サイトを活用し、条件の良い理学療法士の求人を探してみましょう。

まずは、転職エージェントに登録してみましょう。
自分に合った職場を見つけるためには、見学などで実際の職場環境を確認することが重要です。
理学療法士の転職にはタイムリミットがある⁉
しかし、転職もタイムリミットがあります。
理学療法士の増加により2026年頃には供給数が需要を追い越すと言われています。

その結果、転職先の求人が激減する事も十分に予想されます。

転職を決意したのであれば早めの行動がオススメです。
部署移動する
職場でのストレスや問題が原因でブラックな職場から抜け出したい場合は、可能であれば部署移動をしましょう。
職場の上司や人事担当者に相談することで、部署移動が出来るかもしれません。
職場の信頼できる人に相談してみましょう。

まずは、相談ですね!
副業をする
ブラックな職場から抜け出すまでの期間、副業を始めることも考えましょう。

副業には興味があります!
副業が軌道に乗れば、いつでもブラックな職場を脱出することが可能になります。
また、逃げ道を自ら作っておくだけでも精神的に大きな安心感を得られます。
まとめ
今回は理学療法士が働くブラックな職場の特徴や見分け方、ブラックな職場から脱出する方法について解説しました。
ブラックな職場の特徴は以下の通りです。
・コンプライアンスに違反している
・休日の研修会や学会の強制参加
・離職率が高い
・残業代が支払われていない
・ハラスメントが横行している
就職や転職する時は出来ればブラックな職場を避けたいものです。
ブラックな職場を見つける方法は以下の通りです。
・経営状態を知る
・実習先から選ぶ
・友人や先輩から情報を聞く、口コミの確認
・転職エージェントに確認
・実際に見学に行く
また、現在ブラックな職場に働いていて脱出したいと感じたら以下の方法を参考にして下さい。
・転職をする
・部署移動する
・副業をする
読者の方が本記事を読みブラックな職場を回避し、より良い環境で働ける事を願っています。