【言語中枢の脳画像】脳画像でブローカー(Broca)野とウェルニッケ(Wernicke)野を探す方法

言語聴覚士だけでなく理学療法士や作業療法士も脳画像で言語中枢を見つけれるようになるといいと思います。




言語中枢を探すために脳のシワ(脳溝)や脳の各部位名など自然と勉強するからです。




自分の守備範囲ではないからと言って勉強しないのはもったいないです。




結局脳は神経線維で各所繋がっているわけですから勉強した方がいいのです。




さて、今日はタイトルにもあるように言語中枢であるブローカー野とウェルニッケ野の探し方について述べます。




キーワードは「外側溝」と「島」になります。




「外側溝」は前頭葉・頭頂葉と側頭葉を上下に分ける溝です。




脳を矢状面上で見ると分かりやすいです。




「外側溝」には「外側溝前上行枝」と「外側溝後枝」があります。




「外側溝」の前方に枝を伸ばした溝と「外側溝」の後方に枝を伸ばした溝です。




ブローカー野は「外側溝前上行枝」を囲むように存在し、ウェルニッケ野は「外側溝後枝」の後方に存在します。




では、「外側溝前上行枝」と「外側溝後枝」をどのように見つけるのか?




そこで鍵になるのが「島」になります。




「島」は脳を矢状面上からみて頭頂葉をめくるようにすると見え、「外側溝」の奥に存在しています。




ちなみに「島」の機能は情動や自己認識、前庭機能があると言われています。




脳画像で「島」は、側脳室の前角と後角が分かれた画像で脳の(外周ではない)内側に波打った構造をしています。




そして、「島」の波打った構造上の上部から脳の外側への延長上に存在する溝が「外側溝前上行枝」で、「島」の波打った構造の下側から脳の外側への延長上に存在する溝が「外側溝後枝」となります。




まとめると




脳画像で言語中枢であるブローカー野とウェルニッケ野を見つける方法




①脳画像で「島」を見つける




②「島」の波打った構造の上部から脳の外側の延長上に見える溝が「外側溝前上行枝」、「島」の下部からの脳外側の延長上に見える溝が「外側溝後枝」




③「外側溝前上行枝」を囲むようにして存在するのが「ブローカー野」、「外側溝後枝」の後方に存在するのが「ウェルニッケ野」

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