レビー正体型認知症と言う割にあまり認知症状が出ない!?

認知症と言っても様々な病気があります。



代表格はアルツハイマー型認知症です。



あとは臨床で時々見る「レビー小体型認知症」があります。



「レビー小体型認知症」と言われくらいだから認知症状が強く出るかと思いきや私の印象としては違います。




アルツハイマー型認知症のように物忘れが目立たないのが特徴的なのです。




また、他の認知症に比べ明確に異なる症状があります。



それは「幻視」が見えることです。



あとはパーキンソン病のような歩行障害が出たり、夜中に大声を出したりとその他の症状も見られます。



ですが、臨床で見ていると日中は穏やかに過ごされている方がいます。



また、MRIの画像では脳の萎縮などの所見も乏しくMRIではわかりにくいのも特徴的です。



しかし、レビー小体型認知症はSPECTという検査をすると後頭葉や頭頂葉の脳の血流が低下しているのが分かります。



後頭葉は視覚情報の中枢ですから「幻覚」が見えるのもそれが原因とされています。



レビー小体型認知症の根本的な治療法はなく症状に対する治療いわゆる対症療法が一般的です。




ご家族や患者さんで「幻覚」が見えだしたらまずは「レビー小体型認知症」を疑ってみて下さい。



もちろん専門医に診てもらい確定診断をしっかり受けましょう。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA