視床出血の症状は感覚障害だけではない!

視床出血と聞くとどうしても「感覚障害!」と思い浮かべてしまいます。



私自身「視床イコール感覚」のような覚え方を学生の時にしていました。



ですが、視床は様々な役割を担っています。



視床は中継核で皮質と脳幹・大脳基底核等を繋いでいるのでサッカーで例えるとミッドフィルダーのような存在です。



例えば体性感覚野と体性感覚受容器・外側脊髄視床路までを視床を介して中継をしています。



この経路のどこかでダメージがあると感覚障害が症状として出てきます。



おそらく学生の時はこの経路のみを勉強したのだと思います。



だから「視床出血イコール感覚障害」だったのでしょう。



しかし、「感覚障害」だけでなく視床の損傷により…



「筋緊張異常」

「運動失調」

「不随運動」

「認知機能障害」など




視床の損傷により様々な臨床症状を認めることがあります。



勉強をしていくと「視床イコール感覚」という覚え方が間違いではありませんが、いかに足りなかったのかがよく分かります。



よく「脳を勉強するなら視床から」と耳にしますがまさにその通りだと思います。



視床は様々な場所の中継核になっています。



視床を勉強すると他の場所についても勉強せざるを得ません。



今回は「視床出血イコール感覚障害だけでない」というお話でした。



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