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働き方改革が叫ばれ、多くの人々が副業をすることが一般的になりつつあります。
理学療法士や作業療法士といった医療従事者の間でも少しずつ副業を始める人が出てきました。
しかし、医療中従事者であり安定収入もあるような理学療法士や作業療法士が副業に挑戦する理由は何でしょうか?
今回私が副業を10年してきた経験も踏まえて記事にします。
私の自己紹介↓↓↓

理学療法士をして16年目に突入しました。
副業歴10年の経験があります。
副業での最高月商は96万円です。
ブログでの最高収益2桁です。
目次(クリックすると自動で飛びます)
こんな人にオススメの記事です
・理学療法士や作業療法士で副業に興味がある人
・理学療法士や作業療法士がなぜ副業に挑戦しているのか知りたい人
・理学療法士や作業療法士で将来のキャリアアップを考えている人
・副業をする目的を明確にすることで副業を継続するきっかけが欲しい人
・副業を通じて自分自身のスキルアップがしたい人
理学療法士や作業療法士が副業に挑戦する理由
まずは結論からです。
理学療法士や作業療法士が副業に挑戦する理由は以下の通りです。
・収益を増やすため
・キャリアップのため
・自己実現のため
副業に挑戦する具体的な理由
収益を増やすため
副業に挑戦する理由の1番目は「収益を上げる」ことです。
マイナビニュースより、理学療法士や作業療法士に関わらず副業を始める目的について質問をすると第1位に「生活費の足しにするため」が挙げられています。
そして、第2位が「趣味や娯楽に使うため」となっています。

つまり、言い換えると副業を始める最も多い理由が「収益を増やすため」になるのです。
分かりやすく言えば、「生活費や自由に使えるお金が欲しい」と言った感じになります。
理学療法士や作業療法士が収益を上げたいと考える理由
では、理学療法士や作業療法士の場合はどうでしょうか?
理学療法士や作業療法士は比較的安定した収入があります。
しかし、理学療法士や作業療法士も「収益を上げたい」と思っていてその背景には以下のことが考えられます。
・今後給料が大きく上がらない可能性があるから
・今後さらに医療費と介護費が抑制される可能性が高いから
・収入の柱を増やしたいから
今後給料が大きく上がらないから
皆さんご存知だと思いますが、国や政府は現在少子高齢社会の問題にぶつかっていてその対策に四苦八苦しています。
その中でも超高齢社会の影響で医療費や介護費の増大により国の予算も逼迫しています。
下の図は少し古いデータですが、右肩上がりで国民医療費が上昇しているのが分かります。

また、厚生労働省の報告によると国民医療費は平成20年度で34兆8,084億円であり、令和2年度では42兆円9,665億円と10年余りで約8兆円増えています。
国や政府は血眼になって医療費や介護費を抑えられる所を探しているのが現状です。
そして、リハビリテーションの分野ももちろん例外ではありません。
仮に、リハビリテーションの医療費や介護費が下げられるとどうなるのか?
分かりやすく言えば、「リハビリテーションを受ける料金が安くなればどうなるのか?」ということです。
国や患者さんは喜ぶかもしれません。
しかし、報酬を受け取る側の病院や施設、働く人間にとってはどうでしょうか?
病院経営や施設の経営状態は悪化し、我々理学療法士や作業療法士の給料にも大きき影響を与えます。
収入の柱を増やしたいから
医療費や介護費の抑制により今後理学療法士や作業療法士の収入が上がる見込みがない現状があります。
収入が上がらないのなら、どうにかして収入を上げたいと考えるのは自然の流れだと思います。
また、最悪の場合を想定し今の職場が経営状態悪化して存続できなくなったらどうでしょうか?
理学療法士や作業療法士の資格はあるとは言え、特に年を重ねてから次の職場があるのかどうかは正直微妙な所です。
資格を持っていても簡単に職場を移動できない理由は、理学療法士や作業療法士が今も大量に増え続けているからです。
理学療法士や作業療法士が大量に増えて当然供給も大きく増えました。
理学療法士の国家試験が始まったのは昭和40年代です。
昭和40年代の理学療法士国家試験の合格者は200人程度でしたが、今では1万人を超える合格者を世に出しています。

理学療法士が増え続けることで、最近ではネット上で「理学療法士オワコン説」も唱える人が出るくらいです。
理学療法士や作業療法士が今後も増え続けることは当然想定しなければいけません。
そして、最悪の状況も想定すべきと私は考えます。
保険やリスクヘッジという考え方は持っておきたいものです。
ですので、万が一の事も考えて「収入の柱は1つでも多く持っておく」べきと考えます。
これが副業に挑戦する理由の一つなのです。
収入の柱が増えると精神的な安定感が向上します。
キャリアップのため
理学療法士や作業療法士が副業に挑戦する理由は「キャリアップをしたいから」ということもあります。
私が考える理学療法士や作業療法士が副業をすることで3つのキャリアップが望めます。
- 専門性の強化
- リーダーシップスキル
- 財務の視点
専門性の強化
副業として、自分が専門としている分野と関連する仕事をすることでスキルアップに繋がります。
例えば、スポーツトレーナーとして働くことでスポーツ障害の治療方法や予防方法を学ぶことができます。
また、臨床で経験したことや研究したことをまとめてセミナーで講演することも可能です。
臨床経験や研究したことをまとめたり、専門書を読み直したりすることで知識がアップデートされます。
私の場合は「リハビリテーションを分かりやすく」をコンセプトにブログやTwitterで情報発信をしています。
正確な情報を発信しなければならないので、これまた一生懸命勉強をしなければいけません。
情報発信することで自然と知識が増えていくのです。
リーダーシップスキル
本業でもリーダーシップスキルを上げることはもちろん可能です。
しかし、私は副業でのリーダシップスキルは全く別物だと感じています。
まず、本業と副業での責任の大きさの違いです。
たいていの理学療法士や作業療法士の場合は上司がいたり院長や理事長がいたり自分より責任が大きい人が存在します。
一方で副業での最終責任者は自分です。
最終責任者が自分であるため上手く行ったり、上手く行かなくても全て自分が責任を取らなければいけません。
私の経験上、副業での責任の大きさからリーダーシップをさらに発揮させ副業を通して自分を成長させてくれます。
私は責任の大きさがリーダシップを強くさせると実感しています。
また、副業ではタイムマネジメントスキルやチームビルディング、外注先への指示出しなどたくさんの事を学べるのでさらなるスキルアップが望めます。
財務の視点
副業をすることで「財務の視点」が身につきます。
立場にもよりますが、会社員では売上に対する意識やコスト意識はなかなか身につかないものです。
コスト意識とは利益を生むかどうかを判断したり、人件費や材料費などの費用について追及することです。
また、副業では会計や簿記の知識も必要とされ、経営者としての視点を身につけることができます。
私の経験上ですが「財務の視点」が身についている会社員は会社組織でもかなり重宝されます。
副業をすることで本業との相乗効果もありお互いプラスの面があります。
自己実現のため

大きな組織で働いていたり、若手の時は自分のやりたいことはなかなか出来ないものです。
また、いいアイディアが思い浮かんでも、行動するにはたくさんの偉い人のハンコが必要だったりします。
自分が行動したくても組織が動くには時間がかかります。
当然組織にいるメリットもありますが、副業では自分さえフットワーク軽くすれば直ぐに行動に取り掛かれます。
ただ、副業は直ぐに結果が伴うわけではありません。
それでも、「自分がやっている」、「自分が物事を動かしている」という感覚を強く感じることが出来ます。
副業を通して自分のやりたいこと、つまり「自己実現のため」に動くことは楽しいものです。
まとめ
理学療法士や作業療法士が副業に挑戦する理由について解説しました。
理学療法士や作業療法士が副業に挑戦する理由は以下の通りです。
・収益を増やすため
・キャリアップのため
・自己実現のため
主な理由は「収益を増やすため」や「収益の柱を増やすため」です。
しかし、お金の面だけでなく副業を通して様々な経験やスキルアップも望めます。
本業ではなかなか出来ない事や副業ならではの責任感、緊張感を持ちながら成長することができます。
また、副業を通して学んだ事を本業で活かすことも可能でありお互いプラスの面に働くことも十分にあります。
副業に挑戦することで得るものは大きいのです。
最後に「副業に挑戦してみようかな」と思う方は是非副業をやる理由を明確にして行動していってもらいたいです。
よくある質問
Q1: 理学療法士や作業療法士が副業をする場合、何に注意すべきでしょうか?
A1:
副業に取り組む際には特に「時間管理」の点で注意が必要です。
本業に影響を与えたり、過剰な時間や労力を割いたりすることがないように、事前に考慮し副業をすることが重要です。
また、本業との競合となったり本業で知り得た情報を漏らすことが無いように注意が必要です。
Q2: 理学療法士や作業療法士が副業をすることで得られるメリットは何ですか?
A2:
副業には、収入源を増やすだけでなく、自分のスキルアップにもつながるというメリットがあります。
自分の興味やスキルに合った副業をすることで、新たなスキルを身につけることができます。
また、副業に取り組むことで、自由な発想や新しいアイデアが生まれることもあり、本業にもプラスになることがあります。
Q3: 理学療法士や作業療法士が副業としてできる仕事はどのようなものがありますか?
A3:
セミナー講師やリモートでリハビリ相談、ブログやSNSでの情報発信、アプリ開発など様々な仕事があります。
自分のスキルや興味に合わせた副業を選ぶことが大切であり、自分のスキルを生かせる仕事を選ぶことが重要です。